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ホリ袋

LIFE'S A GAS

タイガーマスク物語 251編 

もう過ぎちゃったけど12月18日、この日は俺にとってはちょっと特別な日で、まずはキースリチャーズの誕生日(別に俺カンケーないけどw)、そんで昔俺が店長やってたライドアウトというライブハウスのオープン日。
と、昔タイガーホールで働いてた健太郎さんの命日。
というか、タイガーホールも無くなって結構経つので、そろそろ知らない人も出てくる頃かもしれんが、西新宿にあったロフト系列のレコ屋です。
そこで働いてた健太郎さんは仕事終わると毎晩のように俺がバイトしてたシェルターに飲みに来てて、毎日のように会うし、さすがレコ屋だけあって音楽も色々知ってるし、あとは、イナカから出てきたばっかの俺に道を教えてくれたりw、「堀内くん、やばいブツが入ったんだけど」と言って、俺に○○○のブートをこっそり売ってくれたり(内心さっさと捌きたかったんだろうw)、すごいフレンドリーな人で、とても良くしてもらってた。
でも毎日のように飲んでるから、それもジャックダニエルみたいなハードリカーばかり飲んでるから、身体壊して死んじゃったんだけど。
健太郎さんがフェイバリットにあげるのはストーンズかジョニーサンダースで、奇しくもキースの誕生日に死ぬなんてな。
健太郎さんが亡くなった夜に健太郎さんの友達がシェルターに集まって偲んだんだけど、そんときの店長に「ホリは悲しいだろ。健ちゃん派だったからな」て言われて「え、そうなのw」て思ったけどw
まあ否定はしないけど。破滅的な人間に惹かれる気は多分にありそうだからw
 
俺がシェルターでバイトし始めの頃、下北251で東京ナイトキャバレーていう、タイガーホール石川さんとか中村達也がやってた夜中のパーティがあって、そこで中村達也とマックスさんて人が昔やってたFOADてバンドが復活するっていうんで、当時よく聞いてた中村達也のラジオでもマックスという人の名前はよく出てたし、これは行こまいと思ったんだが、そんときまだ251て行ったことなくて、オールナイトのイベントだし友達とかいないしビビってたら、そんときもシェルター飲みに来てた健太郎さんが「じゃあ一緒に行こうか」と言ってくれたのでついてった。
健太郎さんは「顔パスだからダイジョーブだよ」と言って、イナカのガキだった俺はなんかすげえな、と思った。
 
が、思いきり入り口で止められてたw
 
しかし、健太郎さんはマックスさんともマブダチみたいだったし、全て奢ってくれたし、251出るとき酒入ったカップ持ってそのまままたシェルター戻って、「こういうのいいんすかね」と気にする俺に「これが下北スタイルなんだよ」と飄々と千鳥足で行く様は、イナカのガキにはカッコよく思えた。
 
でも俺ももうイナカのガキでもないので、今でもカッコよく思うかつったら別にだがw、あの煌めくカンジの夜は忘れられない。
 
 そして、どこの店のものかわからないようなカップを持って夜の街を徘徊する下北スタイルはしっかりと継承した。
 
 
ちなみにこのエントリーのタイトルのタイガーマスクていうのは健太郎さんがタイガーホールの人間としてレコ評とかコラム書く際の名前なんだけど、誰もそんな風に呼んでる人はいなかったw
「あれ俺が書いてるんだよw」ってよく説明してたもんなw
[ 2016/12/20 ] OTHER | トラックバック(0) | コメント(0) このエントリーをつぶやく
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赤松物語パレード編 

今日札幌では先日優勝した日ハムの優勝パレードがあるらしい。 
  
これは後日ドランクファックスメンバーから聞いた話なんだが、9年前の2007年、前回日ハムが優勝した時、ドランクファックス札幌ツアーがあったんだが、例により赤松くんは単独行動で飲みに行き、他のみんなは朝までにはホテルに戻ってきたんだけど、やはりあいつは朝になっても戻って来ず、ホテル出る時間が近づいた頃、ものすごい形相で帰ってきたあいつの顔面は紙吹雪だらけでw、泥酔状態でホテルに戻る途中、日ハム優勝パレードに巻き込まれ前にも進めない状態で揉みくちゃにされていたらしいw
ホントかどうか、テレビにも映ったとかw
  
もうあれも9年前なのか。
  
奇しくもそんな同球団の優勝パレードの日、そのパレードの地下で毎月恒例の古本まつり、チカホブックマルシェを開催しております。
もちろん今回も当店参加させていただき、ジャズのCDとか多数取り揃えています。
 

 

 

 

 

  
他にも赤松くんも大好きガンズのベストとかwジョニサン、PIL、ニールヤングなどなど。
値段も安くし過ぎたカンジなので早い者勝ちでどうぞ。
 
という、赤松物語にかこつけた宣伝でしたw
[ 2016/11/20 ] DIARY | トラックバック(0) | コメント(0) このエントリーをつぶやく
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今日の古本屋の仕事 

最近iPhoneを買い替え、当たり前だけど電池の持ちも良くなったし、今までSafariから更新しようと思ってもとてもじゃないがめんどくさくてできなかったけど、FC2ブログのアプリ使ったらなかなか快適なので、たまには仕事の話でも。
 
今日は中央市だった。
ウチの仕入れは現在9割以上、同業者の市場、交換会というんだけど、そこで仕入れてて、交換会は全国各都道府県の古書組合で開催されており、ウチだったら住んでるのが埼玉なので埼玉の古書組合、なんだけど、全国古書組合連盟に加盟している組合の組合員であれば、加盟組合の交換会どこでも参加できるというシステム。
そんで、モノが最も集まるのは当然東京で、神保町には8Fからなる古書会館というビルがあり、そこで月曜~金曜まで毎日色んなジャンルの交換会が行われている。
で、月曜が中央市という、割となんでも集まる系の日で、ウチの仕入れはほぼこの中央市と埼玉組合の市で賄っている。
 
そんで今日も中央市だったのでノコノコ出向いていったわけです。
まあでも今日はそんなに買う気分ではなく、メインは別件だったんだけど、行ってみたら欲しいものがたくさん出てる。
これだから市場通いはやめられない。
そこそこ入札して、昼メシ行こうと思ったら埼玉組合の前理事長がいたので、一緒にメシでもと誘ったら、これから千葉組合の人達と行くというのでご一緒させていただいた。
いつもは神保町なので一人でカレーか蕎麦、てときが多いんだけど、さすがベテラン勢、かなり渋い寿司屋に連れてかれたw
ランチの丼モノ食って、昼からシースーベーターのションテンガリアーで会館に戻ると全然落札できてなかったw
今日の仕事つーか、メシ食いに行っただけの日だったw
 
そういや、メシ食いに行く前に割と仲良い茨城の同業者も誘ったんだけど、その人は市場に来たときメシ食わないらしい。
俺とか行く前から今日何食おうしか考えてねえんだけどw
仕事に対する姿勢がそもそも間違っとるんだろうなw
 
でも、一緒にメシ行った千葉の方も言ってたし、割と同業者皆口を揃えて言うのは「市場は仕事ではない。遊びみたいなもん」。
それぞれが得意としてるモノや個人的な趣味のモノがこれでもかという位出品されてるし(ちなみにエロ方面も様々なものが毎週大量に出てるw)、あの入札というか競りというシステムもギャンブル性があって楽しい。
同業者との仕事やら他愛ないことやらの会話。
そして何より、ウチのように夫婦でやってる人達や従業員抱えてやってる人達、皆日々の何かから解放されキラキラしとるw
 
まったく買えない日でも、古本屋は楽しい。
[ 2016/10/25 ] DIARY | トラックバック(0) | コメント(0) このエントリーをつぶやく
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YOU CAN'T PUT YOUR ARMS AROUND A MEMORY  

こないだ10月20日、赤松くんの誕生日だったので縁のある奴らを呼んでジュースとシェルターでパーティーをやった。
  
この日をツイッターのトレンド風に書くと
#1年早い
#近況
#同窓会
#また来年も
というところだろうか。
…なんかジジイとババアの同窓会みたいでヤダなw
全力でそういうのとは真逆にいきたいぜ。
 
この日集まってくれた人達、来れなかった人達、あいつを接点としていた友達、最近じゃほんとに年に1回、どころか何年も会ってない奴らもいるけど、なんか俺はその、年に1度の同窓会ってのはどうもね。
俺はもっとアンテナ張って、赤松くん以外の話をして、赤松くん以外の接点をたくさん作って、もっと頻繁に会ったり話したりしたいね。
もちろん赤松くんの話でもいいんだけど、あいつが残していった遺産があるとしたら、それを資産運用して増やすイメージかなw
色んなやり方・角度であいつのエキスを注ぎこんでいけばいい。
 
思い出だけじゃ接点として心許ないぜ。
 
とか書くと薄情なカンジもするけど、大丈夫、忘れようと思ったって忘れられるようなタマじゃないからw
[ 2016/10/24 ] OTHER | トラックバック(0) | コメント(0) このエントリーをつぶやく
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赤松物語父親編 

今日は赤松くんが亡くなって一周忌の命日です。
といっても、俺が知ったのはその2日後とかなので、ピンとこないけど。
というわけで、今回は特別編ていうか、こないだ赤松くんの親父さんに会ってきた話を。

ことの発端は、リカという、赤松くんのグルーピー?wなのかなんなのか、そういう大阪の女がいて、彼女と別件でメールしてたら「赤松さんのお骨、まだ、赤松さんのお父様のおうちにあるらしくて10日にいってくるよー!」と、聞いたら一人で行くと言うし、知らんオッサンとこに一人で行くってコイツやべーなwとか、ヨソんちで厚かましくしないよう見張るために俺もついていったw
アンド、赤松くんの後輩的なメリメ(KOGAで働くナイスガイ)も誘って、3人で仲良く高速バスに拘束されて(ただ変換されて出てきたので使ってみたかっただけ)、千葉の館山まで向かった。

館山って俺はじめて行ったけど、なんかしなびた観光地でw、強引なカンジでヤシの木が植えてあったり、海もあるし山もあるし、程々にイナカで、なかなか好印象な町でしたw
そんで、館山駅に着くとすでにお父さんが迎えにきてくださっており、そういや俺もう随分昔、15年くらい前かな、一度だけお父さんに会ったことがあって、ちなみにそんとき赤松くんは親父に俺を紹介するとき「彼がホリー。フラレてばかりの」と紹介した。なんなんだよ、その紹介わwww、会ったことあったんだけど、なにせ昔のことだったから、どんな方だったか忘れてしまっていたが、会ったら思い出した。
「会ったら思い出した」って、まったく無意味だよなw

そんで俺らの紹介をするんだが、メリメは「メリメです」つったら「ちゃんとした名前は?」と先制ジャブをもらっていたw
しかし俺は「どうもお久しぶりです、ホリーです」つったら「ホリイさんね」と言ってたのできっと堀井雄二だと思っているだろうw

お父さんが運転する車で20分くらい?で自宅へ。
赤松くんから建築のデザインをやってると聞いてたし(ちなみに下北の今はなきイエローポップが入ってた建物も親父さんが手掛けた。「もう無くなっちゃったけど割りと最近までやってましたよ」と教えたら「随分長くやってたんだな!」と驚いてた)、ブログにも親父さんとこ行ったときの写真とか載ってたので知ってはいたが、オシャレな家だった。

古民家を買って、もう仕事も引退されて、少しずつ改造したり、庭をいじっていったりしたらしい。
街の喧騒を離れた山奥で猫と二人暮らしで、家庭菜園とかしてるし、絵に書いたようなヒッピー生活で(頭にバンダナ巻いてたしw)、本当にこういう生活もあるんだなぁ、とか思ってたんだが、ウチの親父もその気があるなと思ってたら、メリメの父親もそうらしく、男は皆そこに向かうんだろうかw

家もオシャレなんだが、俺らが着くと窓が開いてて、そこからナチュラルにサムクックとかが漏れ聞こえるという、まさにあいつの父親らしいオシャレな演出でw、なんというか、こういうところは親子だなと思った。
自分のパーソナルな空間を大事にし、演出する、というようなところが。

芝生がキレイに手入れされている庭にはブロックで作った窯があり、そこでバーベキューとかピザ焼いてくれるということで、薪を割ったり、火を燃やしたり手伝った。
メリメはすごい楽しい楽しい言いながらやってたので「向いてるんじゃない」とのせて全部やらせたw

そして、バーベキュー、ピザ、パスタ、サラダなど、すごいご馳走でもてなしていただき、どれも美味しく、俺こんとき親知らずが虫歯で、この次の日に抜かなきゃいけない状態でロクにメシが食えない状態だったんだけど、こんときのご馳走はそれも忘れるくらい美味しかった。
ちなみに次の日、親知らずは何てことなく、一瞬で抜けた。ありがとう!

で、やはりそう来ると思ったが「ワインもあるよ」とw
まあ俺は歯がそんなだったので飲まなかったけど、意外と親父さんも飲まず、あいつの父親にしては飲まないのかな、と思ったが、たしかにあいつの酒に向かう姿勢もかなり無理してる感があったからなw

大満足なランチを終え、コーヒーまでご馳走になり、最後に、隣に米蔵だった建物があり、そこを今改造してるということで見させてもらったが、まだ全然途中だったけど、結構広くて、人が来たら泊まれるようにするみたい。
出来たらまた遊びにきて、と言ってたのでみんなで泊まりにいこうぜw

そしてまた2時間半くらいかけてバスに揺られて帰りました。


と書くと、赤松くんあまり関係ない旅行になってるけどw、ちゃんとあいつのお骨にもお線香あげてきたし、何より、あいつの父親と話したりすることで、またあいつに触れることが、繋がることができたような感覚があった。
俺はお釈迦様の本来の教えに基づき偶像崇拝は無意味というところに達しているのでw、墓参りとかお骨とか言われてもな…と思ってたし、あいつはもういない、降っても来ないし、そこら辺にいるなんてこともない、と思ってたけど、こういうことでまたあいつを感じることもあるんだな、と。行って良かった。


親父さんの言葉で印象に残ったのが、「俺はロックはあまり聴かないけど、ロックは聴くもんじゃなくて、演るもんだろ?聴いても人迷惑なだけだけど、アレを中で浴びたらものすごい感動があるというのはわかる」と。
さすがだなと思ったよ。
あと、「音楽でも泥棒でも何でもカッコよさってあると思うけど、俺はあいつ(息子)の生き様をカッコいいと思ったことは一度もない。親子だからどうこうという感情もない」と言ってて、俺はあいつの友達だからね、何か言い返してやりたいと思ったけど、何も言い返せなくて、たしかにあいつの生き様がカッコいいかと言ったら…ねw
でも、今頃になって何が言いたかったのか、なんとなくだけど「カッコよさって確かに羨望だし、一生をかけてでも手に入れたい要素だけど、人を惹きつけるのはカッコよさだけじゃないですよ」ということだったのかな、と思った。

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[ 2016/10/14 ] DIARY | トラックバック(0) | コメント(0) このエントリーをつぶやく
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赤松物語サマソニ編 

昨日一昨日とサマーソニックがやってたみたいすね。昔ガンズがサマソニに出たとき、あいつや歩君、SNZトモコさんらとサマソニに行ったことがある。あんまりフェスって行きたいと思わないが、ガンズが出る、しかもこんときはユーズユア~の時の来日以来で、さらにハノイも出るということで、行かない方がおかしかった。歩君の友達が車出してくれて割と大人数で行った。この時俺はシェルターでバイトしてて、遅番を一緒にやってた五味ももちろん行くっつうことで、ジャンケンして負けた方がその日出勤ということになり、見事俺は負けたw確か前の日も出勤で朝まで働いてたんじゃないかな。そんで、そんなカンジでマリンスタジアムに到着。あいつは例によりいいちことウーロン茶を持ってきてたが、入り口に大きく「酒類持込禁止」と書いてあり、見ていると皆実際にビールとか没収されていた。やつの出鼻を挫かれた様を見て皆大笑いしていたwしかし、あいつは流石つーか、あのウイスキーとか入れるような金属の小さい水筒、アレを持っててw入り口付近でそん中にウーロンハイを作って入れ、無事ゲートを突破した。ホント、こういうセコいことさせたらやつの右に出る者はいないよwめちゃ入り口の近くでやってるから絶対ダメでしょwと俺は見ていたらスルーしちゃうんだから。ちなみに、この日は真夏の炎天下だったが、あいつは鋲がたくさん打ってある袖無しライダースを着ており、それの内ポケットに隠して侵入していたw汗だくになってるし、よくそんなの着てくるなと思ってたが、まあ役に立ったようなのであいつ的にはオッケーだったんだろうwそんで中に入り、それぞれ見たいバンドがあるということで各自バラバラに行動、だが、あいつと俺は基本サマソニの最初の方に出るような日本のバンドとかマジメそうなバンドにはキョーミないのでw会場ウロウロしたり、あいつも朝まで飲んでたみたいで、開始早々俺らは死にそうになり、通路とか日陰のとこで寝転んでいた。あいつはまるでフツーのことのようにそうしていたが、他にそんなとこで寝てるやつはいなかったwてか、だったら夕方くらいから来りゃ良かったのにwそうこうしてるとトモコさんから電話、トモコさんもとりあえず席に座って休んでたみたいだが暑過ぎるとのことで合流。しかし今度はあいつが会場の方覗きに行ったらマーダードールズという、スリップノットのメンバー?かなんかがやってるバンドを気に入ったようで見てたみたいだが、俺は寝不足と暑さでとても無理なのでトモコさんと中の通路で休んでた。ちなみに、その数日後シェルターに偶然マーダードールズのサンプル盤が送られてきて、歌詞の対訳見たら「お前の部屋のカーペットにションベンを撒き散らしてやる」とか、ひどいバンドだったwそのバンドも終わり、ここにいてもしょうがないので幕張メッセの方に移動してみた。幕張メッセは涼しく、メッセ内でもまた会場が分かれており、屋台とかもあって快適で最初からこっちに来てれば良かった、てなカンジで酒を盛ったりしてた。この辺からサルーンさんも登場し、しかし気づいたらまたあいつと俺だけになっててw、まあ確かにチケット代も結構高いし、みんな少しでもライブを楽しもうとするよね。でも俺はハナから花火を見にきたオッサンの気持ちで臨んでたから、テキトーに酔っ払って最後の花火だけ見れりゃいいや、この後仕事だしwくらいのカンジで、もう結構どうでもよくなってたwあいつもそういうノリだったかどうかはわからんが、まあ付き合ってくれてたのかな。とにかく、あいつとはこういう場面でホントにウマが合った。そのうち眠くなってきて、体育館みたいにだだっ広い会場の後ろの方で二人して寝てしまった。なんかよくわからん海外のバンドがやってたけど、うるさくないし客少ないしw快適に寝れた。どれくらい寝たのかわからんが、あいつが「ホリー、ヤバイヤバイ」と起こすので周りを見たら、すでに寝てる俺らを囲むように人だかりになってて、焦って起きたwソフトバレエの番だったようで客が増えたようだった。少し寝て体力も回復したし、ソフトバレエて名前知ってるけど見たことなかったので見ようと思ったが、あいつが「行こうぜ」と言うので会場を出た。また飲んだり食ったり休んだりして、待望のハノイ。この辺であいつともはぐれ、俺は一人で見てた。ガンズの時間が近づいてきたので、マリンスタジアムに戻り、トリ前のウィーザーを少し見て、とにかく前の方に行った。で、ガンズはそりゃもう、生涯で見たライブの中でも1、2を争うくらいコーフンしたし、スタートが1時間以上押したり、押した理由がバケットヘッドがヌンチャク忘れたからwという面白エピソードもあるんだが、赤松物語には直接カンケーないので割愛。会場出口あたりでみんなと落ち合うが、あいつが全然出てこない。しかもあいつずっとケータイ持ってなかったから、こういうときに連絡がとれない。しょうがないので車停めてる駐車場に戻ると、あいつは車にもたれかかって酒飲んでたw最初ちょっと見たんだけど、やっぱりアクセルしかいないガンズは全然面白くない、と見るのを止め、外でヤケ酒してたらしい。ここでは全然ウマが合わずw帰りの車中で軽く言い合いをして、さあシェルターで打ち上がろうぜ、俺全然寝てないけどみんながいれば頑張れるよ!と思ってたけどみんな疲れて帰ってったw俺はそっから仕事して、仕事終わってから一人打ち上げでピーチまで行ったけどなw
その夏の炎天下の1日は、生涯でも忘れ難い1日になった。
はずだったが、やはりずっと飲んでたのでここに書いた以外は大体忘れたw
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今度はアクセルだけじゃなく、スラッシュとダフも来るってよ。イジーとアドラーはいないけどさ。また、このときみたいにみんなで行けたら楽しいよな。
[ 2016/08/22 ] OTHER | トラックバック(0) | コメント(0) このエントリーをつぶやく
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サタデーナイト 

話が前後するが、先週土曜から2日間、REAL KIDS来日公演の代替ライブに行ってきた。
代替ライブつーのは、本当はボストンからREAL KIDSを招いて、初日はFIRESTARTER、2日めはTWEEZERSが前座でライブするはずだったんだけど、諸事情で来日できなくなり、急遽FIRESTARTER/TWEEZERSの呼びかけでバンドを集めてのライブ。
当初は久しぶりのFIRESTARTERは見たいけど、チケット代がな…(5800円とかだったかな)と、行かない予定だったんだけど、期せずして他にも見たいバンド、友達のバンドが出て、チケット代も安くなりw、こういうライブを企画してポシャってしまったんだ、きっと同じような志を持った誰かも困っているに違いない。行かないほうが狂ってる。

初日はFIRESTARTER / FLASHLIGHTS / RANGSTEEN / GORILLA / TITTY TWISTER、2日目がTWEEZERS / SUPERSNAZZ / HIGH LIFE / ROCK-A-CHERRY / BROKEN HEARTS。

FIRESTARTERの曲で「Saturday Night (Is The End Of The World)」という曲がある。
タイトル通り、世界の終わりは土曜の夜であってほしい、というようなことを歌っている曲。
同日のFLASHLIGHTSにも終わりかけのサタデーナイトという曲があった。
さらに次の日のTWEEZERSも「SATURDAY NIGHT」という曲をやっていた。

他にもBCRはじめ、世界には土曜の夜のことを歌った曲がたくさんある。
しかもそのどれもが大抵素晴らしい。(大袈裟に言ってるのでそうでもないのも多々あると思うw)
なぜこれほどまでに土曜の夜なのか。

先日ウチに入ってきた本でポールウェラーのインタビュー集があった。
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RUNNING ON THE SPOT The History of Paul Weller [ポール・ウェラー、その麗しき20年の軌跡] (ロッキング・オン)

そこには、イギリスの労働者階級の未来の無さを嘆き、そして自分も労働者階級出身であること、だからこそその歌は同じようなNO FUTUREな若者にリアルに響いていること、そしてクラッシュはホントはお坊ちゃん達だからリアルではないwてなことが書いてあった。
よくイギリスでパンクが爆発したのはNO FUTUREな労働者階級が多かったため、と言われるが、このインタビュー集ではまさにそれが真実として語られている。
で、そういう奴らが唯一魂を浄化できるのが土曜の夜であったのだろう。
現にジャムもSATURDAY'S KIDSやHERE COME THE WEEKENDといった曲を歌っている。

今俺がいるここは当時のイギリスとでは状況が違うので同列で語るのは無理があるかもしれないが、「誰かが得するように作られたシステムに自分でも知らないうちに組み込まれている」という点では大して変わらんだろう。
実際、俺のまわりにも月から金までは死んでいるようなやつはたくさんいる。
こうなると、どっちが正常でどっちが狂ってるのかすら分からなくなるが、とにかく、土曜になればやっと、クソ以外に当てはまる言葉が見つからないシステムから解き放たれるのだ。

俺は自分で家で仕事してるので、曜日とかあんま関係なさそう、てか、実際今日が何曜日なのかわからないこともよくある。
が、やはり土曜にならねば仲間と集まって大好きな音楽や色々なことを、心ゆくまで語ることはできないから、きっと同じだ。

こう書くとまるで救いようがないように思えるが、実際そうなんだろう。
しかし、だからこそ、素晴らしいサタデーナイトの曲が生まれ、その一瞬にスパークするんだろう。
土曜、サイコー。

ていう、分かりきったようなことを思い、顔で笑って心でむせび泣いた夜であった。


なんでこんなことを長々書いてるかというと、やっとここにたどり着くのだが、今夜月曜なのに土曜のようなライブがあります。

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本当はもっと早く書こうと思ったんだけど、今週つーか今月、遊びすぎで家にいるときは少しでも仕事を進めなければならないので遅くなりやした。
フツーだったら土曜とかにやりそうなレコ発とかを平日にやる、こういう試みはとても良いですね。
土曜の夜は何度でもあった方がいいに決まってる。
プチ週末も「一週間に二回土曜の夜があったら…」というコンセプトでやってたし!


とりとめのないカンジでしたが、トモダチのライブの宣伝もして、ちゃっかり自分とこの商品の宣伝もして帳尻があったので、ではまた。

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Wild hearts got nowhere to go
No way to sleep, no place to hide
Wild girls, they need you all wild boys
Tough and sweet, long live rock and roll !
Now let's rock!

FIRESTARTER - Saturday Night (Is The End Of The World)より
[ 2016/06/06 ] DIARY | トラックバック(0) | コメント(0) このエントリーをつぶやく
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数年ぶりのラッシュにて 

昨日夕方くらいにネオングループ田村さんから電話があり「今日の今日で悪いんだけど、ラッシュでコバルトタカザワくんとかとダムドのコピーバンドやるんだけど来れない?」つって、やんわりお断りしたんだがw電話の最後がとても残念そうで暗いカンジになってたのでwしばらく経ってかけ直し「やっぱ行きますわw」で、行ってきた。

ラッシュに行くのは、辞めてから1回くらい行ったけど、それっきりでめちゃくちゃ久しぶり。
隣の生花教室も無くなって撮影スタジオかなんかになってたし、楽屋の場所も変わってたし、なんか色々変わってたけど、懐かしいカンジがした。
つーのは嘘でwあんまり久しぶりなカンジもしなかった。
でも、マサルさんもタツももう辞めてて(マサルさんは数日前に辞めたばっかみたいだけど)、知ってる人いないかと思ったが、PAはビーフさんで、これは嬉しかった。

そんで、電話がきた時点でそんなこったろうと思ったけど、歌わされてきたよw
しかもタカザワさんとツインボーカルでw
ギターとドラムの方は初対面だしw
客席はテーブルとイスが出てるカンジのイベントで、オッサン5人が必死でダムドw
しかもニューローズは2回w
さらに、客席にはモールス勢揃いw
まさか10年位前に働いてた職場で、今このシチュエーションで出るとは思わなんだw
その後は何の縁もないバンドを見て帰ったがwなかなか意味不明な風情のある一日でおもろかったなw

俺がしゃしゃり出たのは最後のニューローズだけだけど、この日このバンド(結局バンド名も知らないがw)は二二二、マシンガンエチケット、ラブソング、ダムドのコピバンといいつつサーチアンドデストロイ、あとブッチャーズのバーディーなんかをやってた。
無駄に演奏が良かったのが印象的w

ウエストにも行きたかったが、もう閉まってたので、またの機会に。


そういやラッシュ、11周年らしく、そうするとタシロさんの企画で夜中にネオングループが出たのももうそれくらい前なんだな。
あれがヨメとはじめて行ったデートだよw
[ 2016/06/03 ] DIARY | トラックバック(0) | コメント(0) このエントリーをつぶやく
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赤松物語 誕プレ編 

また2ヶ月以上のブランクです。
昨日は私の誕生日でした。
ということで、普段ツイッターとかフェイスブックで好評不定期連載中の赤松物語を特別にこちらでお送りいたします。
今度からブログ埋めるためにこっちで書こうかな。

俺がまだシェルターでバイトしてる頃、スーパースナッズのトモコさんが誕生日1日違いだったので、シェルターで合同で誕生会やってた。
で、そんときにあいつがプレゼントしてくれたのが、自分のおさがりのクリームソーダのサイフ。

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あいつが死んだときに「そういえば」と思って探したんだけど無くて、こないだ実家帰ったときに探したらあったので、持って帰ってきた。
もらったとき既にクタクタだったが、それから俺もかなりハードに使用してたため、こんな状態に。
てか、こんなにひどかったっけw

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表面にはROCKET FROM THE CRYPTのトリビュート盤が出て、それのレコ発でジョンレイスが来日したときにしてもらったサイン。
ロケットの曲「RUN KID RUN」って書いてくれって言ったら、「RUN KID RUN,FROM POLICE」って、ガイコツまで描いてくれた。

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そんで裏面には、ハノイが来日した時に友達のカメラマン、シバエリさんが「撮影あるけど来る?」と誘ってくれたのでついてったときにマイケルモンローにサインしてもらった。
ハノイの「シャイアン」って曲の歌詞で「SWEET SWEET SOUND OF ROCK'N'ROLL」て部分があって、それを書いてくれって言ったら「SWEET SWEET SOUND OF TRUE ROCK'N'ROLL」と書いてくれた。

俺あんまりサインってもらわないんだけど、どちらもあいつからもらったサイフだったから、たまたまそのときにそれを持ってたから、もらったんだ。

あいつからもらったサイフで、ジョンとマイケルのサインが入ってるんだ。
当時からボロかったけど、愛用したよ。
酷使しすぎてチェーン用に開けた穴(もらったときから開いてたから多分あいつが開けたんだろう)がちぎれちまったから現役を退いたけど。

こんな状態だから恐らく今後サイフとして使用することはないと思うけど、もうちょっととっといてみるよ。
あいつ曰く、死んだ人の想い出の品とかゴミだしサッサと捨てた方がいいみたいなこと言ってたけどw
ゴミばっかり溜まっちまう。

別の誕生日んときはベイリーズをもらったな。
ジョニーサンダースが愛した酒だ、つってさ。
あいつカクヤスでバイトしてたから、きっと店からかっぱらってきたやつだろうけどw
これはさすがにもう飲んじゃって無くなったけど、それからはベイリーズ置いてる店では気が向きゃ飲んでるよ。

あと、俺がシェルター辞めるときにガンズのTシャツもらったり、亡くなる前にもなんか色々もらったけど、俺あいつに何かあげったっけ、そういやわりと最近、古本屋になってから、あいつが「ガンズの初来日のときのツアーパンフあったら買うよ」って言ってて、入ってきたからあいつの誕生日にあげたな、とか思ってたら、こないだまたそのパンフがあった。

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これは来週月曜からある札幌のチカホの催事に出すので、あいつみたいな奴に渡っていけばいいね。

札幌古本催事のお知らせ 

札幌古本催事のお知らせ

今年はもう少しブログを〜とか言いつつ、早速2カ月以上空いてしまいましたね。
まあ、こんなもんだ。

久しぶりの更新が告知でアレですが、今週末、2月20日(土)、21日(日)と札幌の同業友人に誘われ、古本の催事に参加します。
場所はチカホ(札幌駅前通地下広場)ISHIYA CAFEさん横となっております。

チカホブックマルシェブログ
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チカホブックマルシェTwitter

ウチは札幌ばれろん堂さんのスペースの一角をお借りして、出展します。

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ウチはこんなカンジのCDや

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ロック関連書籍

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映画や映画や趣味で選んだ本w

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パンクスらしくロンドンの本

20160216_03
ヨーロッパのインテリアを紹介した本

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他にもこんな本や

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芸能関連

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意外とこんな料理本なんかも出します。

他にもmyojoやポポロなんかのジャニーズ系雑誌、ロッキンオンジャパンなんかの音楽雑誌も大量に出します。

しかし、久々のネット以外の場売りで、商品作りがなかなかの忙しさです。
値札に商品のカテゴリ、単行本とかCD レゲエ、とか延々と書き続けてると完全にゲシュタルト崩壊してくるしよ。

売れるといいな〜。

このブックマルシェは毎月定期的に開催してて、もちろんウチも今回だけでなく、来月もまた出させてもらうと思うんだけど、当初は商品だけ送ってアッチで陳列したり会計もやってくれるつーこと、だったんだけど、今回は初めてということで、自分も現地に向かいます。
仕事の都合で前乗りして土曜の夕方には帰らなきゃなんだけど、土曜の夕方まではいると思うので、このブログを、ご覧の札幌の方(ひとりくらいはいるかなw)、ぜひ立ち寄ってみてください!
[ 2016/02/16 ] OTHER | トラックバック(0) | コメント(0) このエントリーをつぶやく
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プロフィール

HOLLIE

Author:HOLLIE
最近埼玉古書組合に加入し、ネットで古本屋を営んでいます。
不要になった本、CD、DVD、レコードなど買取します。

過去の経歴
下北沢SHELTER~松本RIDEOUT~渋谷LUSHという3つのライブハウスを経て、その間プチ週末というパーティーを新宿LOFTで毎月開催したり、「JUNKSHOP」というライブイベントを不定期に開催していたが、それらの企画は現在休止中。
仕事が落ち着いてきたら、またボチボチやります。

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